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新品 :21649863742
中古 :21649863742-1 |
メーカー | 0e8ab0e81624b | 発売日 | 2025-05-30 07:15 | 定価 | 25000円 | ||
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カテゴリ |
不昧公の正室・方子と娘・玉映の落款
閉じる「渚宮東面煙波冷」白氏文集・漢詩文の落款
閉じる仙台藩医・木村寿禎の落款
閉じる原本の断層画像写真
閉じる女三の宮の降嫁
閉じる左が冷泉院(冷泉天皇)、右が源氏の君
閉じる御簾の内は女三の宮の父(前朱雀天皇)
閉じる2000円札「源氏物語」鈴虫(拡大)
自筆「源氏物語」の「鈴虫(すずむし)」の巻は、禁裏(京都御所)において書かれたものです。第71代 後三條天皇。
「鈴虫(すずむし)」の巻は、アメリカでは1個所、国立民族学博物館の貴重書として所蔵されております。向嶋桜花盛況之景。
日本でも「国立民族学博物館所蔵『源氏物語』鈴虫として画像(カラー写真)が出版されており、出品原本と照合することができます。☆2705和本明治摺り国学神道「玉襷」9冊/平田篤胤/古書古文書/木版摺り。
自筆「源氏物語」の筆者である「大炊御門宗氏(おおいのみかどむねうじ)」は、室町時代の第103代天皇である後土御門天皇(ごつちみかどてんのう)の曽祖父です。頼山陽著 篠崎小竹序『日本楽府』文政13年 吉田屋治兵衛他刊 江戸時代和本。
したがって、出品した自筆「源氏物語」は、天皇の曽祖父の貴重な自筆です。信州 霊場百番札所詠歌道記 駒獄 御嶽山 修験道 御嶽教 神道 神社 長野県諏訪市 検定)三寶大荒神天皇教派神道仏教仏陀真言宗密教天台宗 NP。大炊御門宗氏の長男・信宗の娘が大炊御門信子(のぶこ)であり、信子は後花園天皇の寵愛を受け准后として御所に居住し、皇子を生み後に第103代後土御門天皇として即位し、信子は生母・皇太后となる。中島嵩著 尾形月耕画 依田學海序『逆巻浪夢之夜嵐』(全2冊揃)明治21年 金港堂刊 明治時代和本。現在の今上天皇と系譜がつながっている。蘆庵一馬撰 静斎英一画『狂歌衣手集 上』天保9年序刊 江戸時代和本 俳諧書 雑俳書 浮世絵師挿絵入 衣手集初篇春之部。
関白・近衛基熙(このえ もとひろ)は、後水尾院(第108代後水尾天皇)の皇女・常子内親王と結婚。医道日用綱目。二人の皇女・熙子(ひろこ)は、甲府藩主・徳川綱豊と結婚。北静盧著 石橋真国校 朝川善庵・岸本由豆流序 西島蘭渓跋『梅園日記』(全5冊揃)弘化2年刊 黒田清綱旧蔵書 江戸時代和。綱豊は、のち第六代将軍・徳川家宣となり、熙子(ひろこ)は将軍家宣の正室となった。加賀藩士 榊原拙處(榊原拙処)『書』掛軸〔紙本肉筆真作〕/名:守典 字:子常 号:拙処 南画家・書家の文人武士 石川県 漢詩 南宋画得意。近衛基熙は、千利休の孫・千宗旦との茶会の交流(下記に掲示)で知られると同時に、第111代・後西院天皇や後水尾天皇を主賓に迎え茶会を開催。田中仙樵『風爐之灰独習書』私家版 小林茶侠旧蔵書 茶の湯・茶道秘伝書 茶道具 風炉釜 風炉。茶会の際、基熙が所蔵する藤原定家・自筆の「定家色紙」を持参した記録がある。★0553和本江戸文久2年(1862)写本「御勅書并勅使御持参御書付写ほか」1冊/古書古文書/手書き/幕末の京都。基熙は、他にも朝廷・幕府の間で茶会を何度も開催した記録が残っている。小幡篤次郎・小幡甚三郎『英文熟語集 全』慶應4年 尚古堂発兌 江戸時代和本 元版(初版本)幕末期の英語参考書。(資料の記録は下記に掲示)
出品した「源氏物語」は、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」の自筆です。1948年 高爾基研究年刊 初版 限定4000部 上海刊行 検索:魯迅 木版画 刀鋒 耳氏 陳煙橋 胡適 水夫 林陵 梁香 生写真 唐本漢籍 中華民国 支那。
自筆「源氏物語」の書の特徴から高松宮系統と称されるものです。『続俳諧十二律』(全8冊揃)天保10年~弘化2年刊 江戸時代和本 俳諧書 俳書 連歌 椿亭山谷 星玲庵素瓏 聚景庵山骨 岡本駿台 即事庵永久ら。「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、少なくとも応永五年から8年間にわたり書かれていることがわかる。浅野和三郎述『皇道大本の概要』大正9年 大日本修斎会刊(皇道大本叢書) 出口王仁三郎 大本教。このため後醍醐天皇の宸翰(しんかん・天皇自筆)にかなり近い年代に書かれていることがわかる。■図解満州産業大系 全5巻揃 日本図書センター[管理番号102]。また、各巻ごとの書かれた年については不明。一条兼良著 松下見林集釈『公事根源集釈』(全3巻3冊揃)元禄7年 村上勘兵衛刊 江戸時代和本 室町時代の有職故実書注釈書。従って、応永五年とは、書き始めの年である。鷹野周作(鷹野鴻崖)『鴻崖遺稿』明治21年跋刊 漢詩集 長野県南佐久郡小田切(臼田町)の漢詩人 明治時代和本。また、落款から、後年、近衛基熙(1648~1722)の所蔵となり、時代が下って、松平不昧公の手にわたり、正室・方子の所蔵となったものである。「 瘍科秘録 」正・続17冊揃い 覆刻版 限定300部 本間玄調:著 小川鼎三・緒方冨雄校閲 日本医学文化保存会 1973年。近衛家で永く保存されておりましたので、保存状態は極めて良好です。伊勢御師 三日市大夫次郎秀氏謹書『三社』掛軸〔紙本肉筆真作〕/三社託宣 天照皇太神宮 八幡大神 春日大神 落款 神道 神社 書 書道 古美術。
大炊御門家は、平安時代末期摂政関白藤原師実の子経実・治暦4年(1068)~天承元年(1131)を祖として創立された。■顕本法華宗要品 並回向文 総本山妙満寺蔵版 大正(1913)2年4月 初版 版木2枚揃い■南無妙法蓮華経 日什大正師 木版 仏教 経典 佛教美術■。大炊御門北に邸宅があったため「大炊御門(おおいみかど)」を称する。小沼丹 初版本3冊セット『懐中時計』『銀色の鈴』『埴輪の馬』いずれも函帯付完品。初代、経実の子経宗は平治の乱で平清盛方の勝利に貢献。祇園南海『南海先生詩稿 前後二百首』宝暦11年序刊 漢詩集 江戸時代和本 南海先生一夜百首 南海詩稿 一夜百首。また、二条天皇の外戚として勢威をふるい、左大臣に昇った。白描水滸人物 画譜 検索⇒ 描写 写生 人物絵 絵本 挿絵 唐画 南画 経折本 画帳 朱印譜 篆刻 書道 書法書 書画名家 絵巻 水滸傳 梁山泊 支那。出品した「源氏物語」の筆者・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)は、大炊御門家13代の当主で南北朝時代から室町時代前期の公卿。【非売品/戦前】『赤城義臣伝 慶応4年補刻版』全5冊揃い●片島深淵子著●田尻種経●大正5年発行●検)赤穂義士赤穂浪士江戸時代忠臣蔵資料。応永5年(1398年)に従三位となり公卿に列する。五穀無尽蔵。備前権守、参議、権中納言、権大納言などを歴任し、応永27年(1420年)に内大臣に昇任した。小森忍『支那古陶磁器解説』昭和5年 関東庁博物館刊(南満州旅順市)中国陶磁論。
旧・所蔵者の近衛基煕は、「源氏物語」に造詣が深く、「源氏物語」の注釈書『一簣抄』(いっきしょう)を著(あらわ)しております。東京芝高輪泉岳禅寺略図。炊御門宗氏・自筆「源氏物語」は、近衛基熙が研究のために収集し、のちに出雲松平家に伝わり、松平治郷の正室・方子が鑑賞していたものです。山内金三郎編『再刊これくしょん』(33冊) 昭和22-29年 梅田書房刊 芹沢銈介蔵書票 富本憲吉木版画・印譜他 郷土玩具 蔵書票 こけし。近衛基熙が所蔵する自筆・「源氏物語」の中で、最も美しく繊細な筆致で記された平安時代の文字に最も近いとされております。レZ844サ★聖徳太子伝暦補註 全10巻揃 享保7年 五天良空刊行蔵版 江戸期/和本/古書。数ある自筆「源氏物語」の中で、第一級品と称される貴重な自筆です。古文書 愛染王三十七尊 秘々之印 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然古写経写本西院流印信案密印 NP。
出品した「源氏物語」は鈴虫(鈴虫)の内容の要旨
『源氏物語』五十四帖の巻名のひとつ。万物集記(黒船来航に対する大名の意見書)。「鈴虫」の巻名は、八月十五日の夜、源氏の君と女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)が贈答した和歌「おほかたの下記をぼうしと知りにしをふりすてがたき鈴虫の声」による。小倉市街地図。夏、蓮の花の盛りの頃に女三のが持つ持仏の開眼供養が行われた。★0462本江戸期有職故実随筆写本「湯土問答」全1冊/古書古文書/手書き/湯浅元禎(湯浅常山)/土肥経平/古書古文書/手書き。御帳台を仮の仏堂としては質素なものだった。古文書 傳燈大阿闍梨律厳 許可密栓 享和3年 江戸時代 仏教 密教 真言宗 空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗親鸞法然本西院流印信案密印NP。父・朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇からの心寄せもある。撰集抄。八月十五日の夜、源氏の君は女三の宮の御殿(三条宮)を訪れ、鈴虫の音を賞美しながら女三の宮の和歌に唱和し琴も弾いた。原双桂著 多紀元簡序『温泉考 温泉小言』寛政6年 須原屋伊八梓 江戸時代和本 温泉論 温泉効能論 東洋医学書 医書。そこへ蛍兵部卿や夕霧が訪れ管弦による演奏の宴になった。☆E0203和本江戸期青森県弘前あたり「御国神社仏閣」1冊/坂本忠久/古書古文書/手書き。おりから冷泉院(前冷泉天皇)のお召しがあり、一同は参上し詩歌管弦の宴に興じた。幕府領(松本藩預地)北小河内村古文書●明暦3年(1657) 箕輪庄 18丁 箕輪地区の歴史 伊那郡北小河内村 現在の長野県箕輪町 231120。冷泉院(前冷泉天皇)は源氏の君の訪問を喜び迎えた。★0259和本明治28年(1895)北海道についての写本「知内大野土佐日記」1冊/雷公神社の19代宮司大野土佐/知内町/アイヌ。冷泉院(前冷泉天皇)が私人として源氏の君と親しく対面することこそが退位閑居の目的でもあったからだ。皆遵撰『正信偈絵抄』(全2冊揃)安永2年 菱屋治兵衛他版 江戸時代和本 浄土真宗 仏教書 仏書 絵入本。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。古文書 石川清秋「大江東帖」 折り帖 水戸藩 彰考館 郡奉行 切腹 江戸時代 常陸大宮 茨城県 歴史資料 (レターパックライト発送)。押捺の詳細な理由は下記説明欄に記載
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。椎名麟三自筆葉書1通付(真筆保証品)飯島衛『死について』昭和28年 近藤書店刊。)
大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」近衛基熙・旧蔵の来歴については下記「説明欄」に記載
《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
「鈴虫」の巻は英文で「The Bell Cricket」と表記されます。完品 日夏耿之介『詩集 咒文』限定330部 昭和40年 冬至書房刊。
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の
東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)
という漢詩の落款が押捺。長崎聞見録(長崎見聞録)。鈴虫の原文に引用されている。(中国唐代)湛然 (宋)知礼(宋)可度解 (明)正謐分合『十不二門指要鈔詳解』(全4冊揃)天和2年刊 江戸時代和本 法華経 仏教書 仏書 中国古典。》
(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。歌川芳藤画『諸商人狂歌問答』江戸後期刊 彩色木版画譜 和本 浮世絵師による職業狂歌絵本 袖珍本。)
「自筆原本」
自筆下の二つの印は、出雲・松江藩主・松平治郷の正室・方子・と娘の幾千姫(玉映)の落款。新板絵入伊勢物語。
自筆上部の「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)という漢詩の落款
漢詩は「白氏文集」の中の有名一節です。木版ぽち袋「江戸の花 纏の振込ミ」34枚(大正時代頃)江戸火消し纏を描いたポチ袋 江戸の華 消防 彩色木版画。
《原本中の凹凸はストロボの影響によるものです。頓陳間人半馬作 尾形月耕画『濱千鳥真砂の白浪 石川五右衛門実伝』明治16年 春陽堂刊 明治時代和本 彩色木版画装。》
自筆下部の印は出雲・松江藩主・松平治郷の正室「方子(よりこ)の落款(印譜)
自筆が「古切」とされたのは江戸時代。1939年 写真雑誌 検索:満蒙 新京 奉天 関東軍閥 溥儀 総督府 南満鉄 馬賊土匪 張学良 馬占山 生写真 古建築 中華民国 支那 満洲帝国 張作霖。古切に至る詳細な経緯は下記「希少価値欄」に記載
(1)・自筆の「原文の読み下し文」は次の通りです。古文書 求寂戒牒 除睡咒 兵法九字十字大事 5枚セット 安政3年 仏教密教真言宗空海 検)天台宗仏陀浄土真宗浄土宗写本西院流印信案密印NP。
《「源氏物語」鈴虫(すずむし)の巻》
《原本上部に「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に
煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)「白氏文集」の漢詩の落款が押捺・鈴虫の原文に引用されている。HH-5855 ■送料無料■ 享和2年 荒木流 巻物 伝書 花押 在銘 荒木志摩守 武道 武術 中山忠吾 高遠藩士 和書 古書 古文書 肉筆 /くYUら。》
《いとなむ》・・・・めつ(珍)らかなりける。冨士谷成章著 冨士谷成元校『北辺七体七百首』寛政9年 葛西市郎兵衛他刊 冨士谷成章歌集 江戸時代和本 和歌 短歌 富士谷成章。
ちく(軸)、へうし(表紙)、はこ(箱)のさまなと、言へは更なりかし。中野康章旧蔵書『礼容筆粋』(全7巻7冊揃)享保2年 菱屋治兵衛他刊(京都)江戸時代和本 武家故実書 日本刀の取扱い方など 絵入本。
これは、ことに沈の花足の机にすゑて、佛の御おなし帳臺のうへに、
かさられ給へり。『守住貫魚画譜』明治時代 芸艸堂刊 彩色木版画譜(全12枚揃)徳島藩の日本画家 帝室技芸員 徳島県郷土史料。堂、かさりはてゝ、講師、まうのほり、
行道の人々まゐり集ひ給へは、院もあなたに出て給ふとて、
宮のおはします西の廂に、のそき給へれは、狹き心地するかりの御しつらひに、
所せく暑けなるまて、ことことしくさうそきたる女房、
五六十人はかり集ひたり。天保八春再販 武蔵國長幡王所宮神主 笠原豊前守藤原英證謹撰 『改正大日本國神代系圖附社 』マクリ〔紙本版摺〕/江戸時代 古文書 神道 木版。北の廂の簀の子まて、わらはへなとはさまよふ。水谷不倒(水谷弓彦)編『浮世草子西鶴本』大正9年 水谷文庫刊 井原西鶴絵入本を木版摺で紹介。
ひより(火取)ともあまたして、けふたきまて・・・・《あふきち(散)らせは》
(文責・出品者)
「原文の読み下し文」は、読みやすいように「通行訳」としております。☆E0219和本江戸天保12年(1841)国学和歌「百人一首新抄」全1冊/石原正明/古書古文書/木版摺り。
《「源氏物語」鈴虫の巻》
《「鈴虫の巻」国立民族学博物館に1部現存の原本と同じ「鈴虫」の貴重書
《夏、女三の宮(朱雀天皇の皇女)三条殿の邸で持仏開眼供養を盛大に開催》
《源氏の君がこの春ごろから、お心をこめてせっせとお書きになっただけのことはあって、
ほんの片端をごらんになる方々も、目を奪われて驚嘆なさる。岡山鳥編 長谷川雪旦画『江戸名所花暦』(全4巻3冊揃)天保8年 須原屋茂兵衛他刊 江戸時代和本。
罫(け)にひいた金泥(こんでい)の線よりも、墨の色が紙面に輝いて
見えるさまなど、まことに・・・・比類のないものであった。名勝絵入改正仙台市内全図。
また、軸や表紙、経箱の立派な様子もいまさら申すまでもないことである。桑原廉一郎 自筆書簡1通(真筆保証品)島村剛一宛 封筒付 昭和13年8月15日付 父・桑原芳樹や國學院大学に関することなど 気比神社宮司。
この御持経は、特に沈(じん)で作られた華足(けそく)の机にのせて、
御本尊の仏とごいっしょの御帳台の上に飾っておありになる。新鐫改正絵玉古銭鑑。
《二・源氏の君、女三の宮の住む三条院で歌を詠み交わす》
入道の宮(朱雀天皇の皇女・女三の宮)の御持仏堂の飾り付けが
すっかりできあがって、講師(こうじ)が参入し、行道(ぎようどう)の人々も
参集なさったので、院(源氏の君)もそちらへお出ましになろうとして、
女宮がいらっしゃる西の廂(ひさし)をのぞいてごらんになると、いかにも手狭な
仮のお居間に、あたりいっぱい暑苦しいくらいに仰々しく着飾った女房が、
五、六十人ばかり集まっている。医学薬資料古文書●明治5年 資生堂創立趣意書2丁 軍医頭 松本順 230610。
入りきれない女(めの)童(わらわ)などが、北廂(きたびさし)の
簀子(すのこ)のほうまであふれ出して、あちこちしている。山崎闇斎・松岡玄達(松岡恕庵)『桜之弁 桜品』江戸時代和本 青山花茂本店旧蔵書(印記「花茂本店北野家図書印」)本草学書 植物学書 花書。
火取香炉(ひとりこうろ)をたくさん持ち出して、けぶたいくらいに・・・・《あおぎたてている》
備考・女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、柏木との子を出産した後、出家を決意するが源氏の君に三条院に仏堂を作ることで源氏の君の近くに住むことになる。☆E0242明治16年(1883)梅の花の番付「梅花集」1点/駒込清水弥平太ほか/古書古文書/木版摺り。女三の宮(朱雀天皇の皇女・源氏の君の正室)は、御持仏(守本尊)の数々をお造りになってその開眼のご供養をされる。先触 真田信濃守家屋より山田湯元へ出立。父朱雀院(前朱雀天皇)や今上天皇から盛大な贈物が贈られた。幕府領(会津藩預所)佐倉村古文書●延享4年 殿様御順村諸達物扣帳 20丁 4代松平容貞 大沼郡佐倉村 現在の福島県昭和村 231112。
現代語訳の出典・「源氏物語」小学館刊・阿部秋生・東大名誉教授(1999年没)
備考・出品した自筆は、大炊御門宗氏・自筆で近衛基熙の旧・所蔵になるものです。冨士山北口全図。
《The Bell Cricket(鈴虫)》
《The gilt lines were very good,》・・・・but the sheen of the
black ink and the contrast with the paper were quite marvelous.
I shall not attempt todescribe the spindle, the cover, and the box,
save to say that they were all of superb workmanship.
On a new aloeswood stand with flared legs,
it occupied a central place beside the holy trinity.
The chapel thus appointed, the officiants took their
places and the procession assembled.
Genji looked in upon the west antechamber,
where the princess was in temporary residence.
It seemed rather small, now crowded with some
fifty or sixty elaborately dressed women, and rather warm as well.
Indeed some of the little girls had been pushed out to the north veranda.
The censers were being tended so assiduously
that the room was dark with their smoke.
"An incense is sometimes more effective,"
said Genji, thinking that these giddy novices needed advice,
"when one can scarcely tell where it is coming from.
This is like a smoldering Fuji.
英語訳文(英文)の出典:『The Tale of Genji』
Edward George Seidensticker(エドワード・ジョージ・サイデンステッカー)コロンビア大学教授(2007年没)
《鈴虫》
卷安置在一香木制、足上雕花的几上,
装在供佛像的寝台内。念持真言理観啓白文 天明8年 真言宗 仏教 江戸時代 写本 検)仏陀空海古書和書古文書古本浄土宗浄土真宗天台宗密教護摩江戸期 ND。佛堂的布置装完之后,
来了。図案家協会編『蒐集手拭』昭和2年芸艸堂刊 小西一四三蒐集手ぬぐい作品集 手拭い 染織工芸品。香的人也都来了。LL-5293 ■送料無料■ 弓箭図式 天保14年 江戸時代 弓道 弓術 木版画 絵入り 図録 和書 古書 古文書 /くJYら。源氏也出席法会,
他走三公主所在的西,向里面望,但居内甚,
暑气迫人,有五六十个的侍女群集其中。若山善三郎編『温故雑集』(2輯セット=「弘法大師御入定勘决記」「長福寺七寺一切経」) 大正14年 名古屋温故会 伊東富太郎旧蔵書。那些女童竟出在北的廊下。古文書 書簡 横瀬夜雨 斉藤氏 宛て 長文 珍品 茨城県 下妻市 詩人 歌人 茨城新聞 歴史資料。
各安置着多熏炉,香烟四溢,弥漫空中。太田全斎(福山太田方)『漢呉音図』(全3巻3冊揃)文化12年序刊 江戸時代和本 中国語/漢字音韻書。
中国訳文の出典:『源氏物(Yunsh wy)』
豊子愷(ほうしがい)中国最初の「源氏物語」翻訳者(文化大革命で没)
中央の写真(右から2番目)の写真が「源氏物語」鈴虫の巻の末尾(原本番号16-A)の押印。堤朝風『千年山御伝略』江戸後期刊 江戸時代和本 徳川将軍・徳川家斉及び徳川家慶家系図 本居宣長に学んだ国学者。
左端の2つの印が仙台藩主第五代藩主・伊達吉村の正室(冬姫)。☆E0273明治17年(1884)英語フランス語古書「新撰英仏用文章」1冊/稲垣千代橘。冬姫は内大臣・通誠の養女。谷森善臣自筆写本 伴信友『宇知都志麻 完』嘉永2年写 江戸時代和本(写本)国学者 神道資料 日本史。
冬姫は通称。(中国・清)王潤洲撰 山本北山撰『虚字啓蒙 詩用虚字 全』天保6年 山城屋佐兵衛他刊 江戸時代和本 唐本 漢籍和刻本。正式な名は伊達貞子。武門要鑑抄。左端の写真は「鈴虫の巻」末尾の拡大写真。★文久三年 御上洛御用掛供奉御役人附 木版5枚 ※少穴と皺あり★ (管=古絵図函)。
左上は、「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷ややかに)の印。速水春暁斎著 森川保之画『大日本年中行事大全』(全6巻3冊揃)蓍屋宗八刊 江戸時代和本。左下は仙台藩の家紋印
右端の写真上は仙台藩主(伊達家)正室一覧表の表紙。花伝書原典叢観 宗清花伝書 ぬきがき条々 花傳書 2冊。表紙の下は一覧の拡大写真(仙台市立博物館・刊行)
(奥書は、令和2年11月29日に蔵の中の桐箱から発見されたものです。中山御祈祷図 仏教 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗天台宗日蓮宗空海親鸞法然密教 戦前明治大正古書和書古文書古本 NS。)
「近衛基熙の肖像」
1番上の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫
2000年に発行された二千円札の裏には、この国宝「源氏物語絵巻・鈴虫」の第一段
の詞書と、第二段の絵が印刷されています。谷崎潤一郎『都わすれの記』昭和23年 創元社刊 版元印記「創元社京都編輯所」押捺(試作本か)。左が冷泉院(前冷泉天皇)右は源氏の君
2番目の写真は、2000円札に描かれた国宝「源氏物語」鈴虫(拡大)
3番目の写真は「額縁裏面」に表記されるラベル。古文書 書簡 石川総茂 金地院宛て 伊勢神戸藩 第3代藩主 常陸下館藩 初代藩主 折り紙 江戸時代 いしかわふさしげ (レターパックライト発送)。2番目の写真は近衛基熙の肖像(陽明文庫・所蔵)
4番目の写真は、第107代後陽成天皇の曾孫・近衛基熙の天皇家・近衛家略系図
「源氏物語」「鈴虫の巻」絵図、茶室関係資料
下記写真1段目右の写真は、国立民族学博物館所蔵「源氏物語」のうち「鈴虫の巻」(日本版)の表紙
1段目の左の2枚の写真は「鈴虫の巻」原本の1(上段)、及び原本の2(下段)・国立民族学博物館所蔵
上から2段目の写真は、「淡交」別冊(愛蔵版・№71 『源氏物語』特集)
上から3段目左右の写真は、茶会における大炊御門宗氏・自筆「源氏物語」を茶道具として用いた茶室の事例
「渚宮東面煙波冷」(渚宮(しょきゆう・楚王の宮殿)の東面(とうめん)に煙のように霞んで見える煙波(えんぱ)は冷やかに)の漢詩文の落款が押捺されている。★H538和本江戸享保9年(1724)崎門学垂加神道「斎部八箇祝詞註」全1冊/跡部良顕の直筆本/古書古文書/手書き。この意味は、柏木は決して良い環境にいるわけではないという源氏の君の心境をあらわしている。白雲堂無相著 塙保己一・屋代弘賢序『連歌百談 連歌茶談』(3冊)文政3-7年刊 中野康章旧蔵 江戸時代和本 連歌書 俳諧書 俳書。この漢詩は「白氏文集」に由来するものです。【貴重 京都の古写真】『明治の京都』田中緑紅(編) 京を語る会 写真50枚+解説冊子 祇園祭 高瀬川 京都駅 金閣寺 清水寺 四条大橋。
つまり、原文の内容に関する漢詩の落款を押捺しているのは、茶会における床の間の「掛け軸」(かけじく)を拝見(はいけん)の際に、茶会を主催する亭主が、客に「最高のごちそう」を振る舞うために漢詩の「白氏文集」披露したものです。『玩具に就いて ランバス女学院保育部三年生』戦前刊 聖和女子学院資料。茶会の際に落款に記された由来と内容を知った客が広くそのことを社会に広めたために結果的に、多くの茶会に開催される「最高のごちそう」として原文に関係する漢詩の落款を付したものです。増訂 万年青図譜 篠常五郎 明治33年。「落款」の漢詩の由来を待合において説明する際に、長い時間を要し、茶会における貴重な時間であったと推定されております。★0339和本江戸文政4年(1821)弓道写本「稽古委細之書」1冊/吉田伝弥/古書古文書/手書き/武術。
出品している書の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。皇太子殿下岡山県行啓誌/岡山県/昭和2年/昭和天皇/縣下各地を御巡啓あらせられて具さに教育産業・自治其の他 各般の情況を観察せしめ給ひた。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。伊達千広『随縁集』(全2冊揃)明治27年序 陸奥家蔵版 明治時代和本 陸奥宗光の父の歌集 短歌 和歌。日本国内では医療用以外には見ることのできない書の「断層(MRI)写真」です。古文書 書簡 酒井三良 原孝恒 宛て 封筒付き 歴史資料 日本画 福島県 会津 三島 (レターパックライト発送)。
古切の書は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。中内樸堂(中内惇)自筆漢詩稿本「壬戌詩存-庚午詩存」文久2年自序 漢詩集 斎藤拙堂門下の伊勢津藩士 三重県津市郷土史料。撮影後、展示のために再表装をしております。花鳥図式 全 高尚堂画譜。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆の書に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。仁王経法則 仏教 江戸時代 検)仏陀浄土真宗浄土宗真言宗空海親鸞法然密教 古書和書古本古文書 NR。
国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。古文書 水戸大平記 茨城県 水戸 歴史。
一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。恩地左近太郎聞書。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。雲萍雑志。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、自筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。Bb2342-セット 本 和漢三才図絵1~18巻セット 寺島良安 東洋文庫 2005年ー。
2・大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)の自筆の特定について
自筆の筆者は、書体、書風から京都の公卿によって書かれたものであるはわかっていたが、昭和38年以来、筆者名は特定されていなかった。成田蒼キュウ著 桜井梅室編『対塔庵蒼キュウ句集』(全2冊揃)天保10年刊 江戸時代和本 俳句集 俳諧 俳書。その後、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析と並行し、奥書の「宗」の字の下の文字が判読できずにいた。12冊 園芸之友 明治42年〜 園芸の友 日本園芸研究会 果樹 庭園 盆栽 園芸植物。それが、技術の進歩により「宗」の下の文字が「氏」と判読された結果、南北朝時代から室町時代前期の公卿であった「大炊御門宗氏(おおいのみかど むねうじ)」であることが判明した。京城勝覧 貝原篤信 天明再木 江戸 木版 和本 古地図 寶永3年序 貝原益軒の絵入り京都名所案内 1780年代 89画 内裏 清水寺。
「源氏物語」には、応永五年(1398)~応永十三年(1406)までの複数の年号の記載があることから、大炊御門宗氏が23歳から31歳までの間に書かれたものと推定されている。香川景樹『百首異見』(全5冊揃)天保6年 河南儀兵衛等他刊 江戸時代和本 藤原定家撰「小倉百人一首」注釈書 契沖/賀茂真淵らへの反論。宗氏は、正二位・内大臣まで昇進したのち、応永28年(1421)47歳で没している。閑日庵里編『三四考』(全2巻2冊揃)天保9年 天満屋武兵衛刊(阿州徳嶋)江戸時代和本 俳諧書 俳書 閑日庵鴎里 徳島県郷土資料 松尾芭蕉。
3・自筆「源氏物語」の旧・所蔵者の特定の経緯について
近衛基熙の旧・所蔵の特定は、「花押」の写真照合技術によるものです。◆送料無料◆『秋風帖』帙入り 景竹会版 B15-4。アメリカのコンピューターを用い、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析を、花押の照合に応用し、指紋の照合方法と同じ手法により99.9パーセントの確率で特定に至ったものです。十返舎一九作 歌川国安画『三国志画伝』(17冊)嘉永3年 大黒屋平吉板 中国稗史 江戸時代和本 合巻 浮世絵 絵草紙 草双紙 三國志画傳。
4・近衛基熙(このえもとひろ)について
近衛基熙は、慶安元年(1648年)3月6日、近衛尚嗣(関白・左大臣)の長男として誕生。和本 『一大奇書 書林之庫』 上下2冊揃 明治10年 田島象二/著 玉養堂。母は後水尾天皇皇女女二宮。色紙 大山康晴。実母は近衛家女房(瑤林院)。★H537和本江戸文政6年(1823)写本「青社遺範」全1冊/水戸藩士谷忠明の蔵書を写/彰考館のみ/水戸藩関連/古書古文書/手書き。幼名は多治丸。昭和23年 猪熊弦一郎 パルファン No.2 脇田和/三岸節子/角浩/白尾三男/小林三郎/中西利雄/伊勢正義/石川滋彦/横山泰三/小田善一/倉光俊夫。父、尚嗣が早世し、尚嗣と正室女二宮の間には男子がなかったため、後水尾上皇の命により、近衛家の外にあった基熙が迎えられて上皇の保護下で育てられた。1786年 八卦 江戸期 天明6年 237年前 検索: 木版画 木版刷 易経 書経 太極 陰陽学 天文地理 漢籍 漢学 占い 四柱推命 伏羲氏 河図洛書 占筮。承応3年(1654年)12月に元服して正五位下に叙せられ、左近衛権少将となる。1880年 画譜 墨戯 墨石譜 墨草譜 墨蘭譜 木版画 九如堂 陳旭 範永祺 検索⇒清朝 線装本 古籍善本 武英殿本 木刻宋版 彫版 支那 花箋 鄭板橋。以後、摂関家の当主として累進し、翌年明暦元年(1655年)従三位に上り公卿に列せられる。★希少!・昭和12年発行・非売品!★「華道家元・池坊 應用花 第二集」京都池坊華務課発行 カラー全27画 生け花。明暦2年(1656年)に権中納言、万治元年(1658年)に権大納言となり、寛文4年(1664年)11月23日には後水尾上皇の皇女常子内親王を正室に賜った。農家必読 初編。寛文5年(1665年)6月、18歳で内大臣に任じられ、寛文11年(1671年)には右大臣、さらに延宝5年(1677年)に左大臣へ進み、長い時を経て元禄3年(1690年)1月に関白に昇進した。彩色木版画譜『教育子供のをしえ』明治20年代刊 鳥類画譜 明治時代和本。近衛基熙は、寛文5年(1665年)から晩年まで『基熈公記』で知られる日記を書いている
ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。☆3193明治8年(1875)書道免状巻物「運筆法伝統」1巻/暉山俊淳(小山内暉山)青森の書家/古書古文書/手書き。
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